凪良日記

凪良ゆうの仕事情報、日常などを綴っております
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「闇を呼ぶ声 周と西門」発売しました
闇を呼ぶ声カバー (445x640) (246x354)




















2017年1月発行(プランタン出版 プラチナ文庫)
イラストレーター 梨とりこ先生

【特典情報】
●コミコミスタジオ……書き下ろしSSペーパー
●ホーリンラブブックス……サイン付きカバーブロマイド

いつもとは少し違うホラー&ミステリーで、最初から続かせようと決めて書いた初めての話になりました。主人公である周と西門が拝み屋をしているので、がっつり心霊を扱っていますが、BLなのでそこまで恐ろしい描写はない……と思う。

それでもこういう話を書くときにたまに聞く、執筆中に奇妙なことが続く、という目に私も遭いました。なにかを呼んでしまったのか、買ったばかりのパソコンが三日で壊れたところからはじまり、、無線LANが不安定になり、保存したはずの文章データが消える、日付がずれるなんていうのは序の口で、書いた覚えのない単語が文章中に唐突に紛れ込んでいたり、もう書き切れないほどおかしなことがありました。

一番困ったのが、編集部に送ったデータと手元のデータが違うことでした。10年仕事をしていて初めての異常事態です。それまではなんかおかしいな、でも気のせいだろうと頑張っていたのですが、さすがに「あーこれはもうなにか憑いたな」と認めるしかありませんでした。だってうちだけではなく、編集部や印刷所でも通常ではないようなミスが頻発していたらしいので……。

心霊モノを書くとたまにこういうことが起きると、他社の編集さんからもゾッとするような話を聞きました。けれど書籍関係の怪異は、本を刊行してしまうとおさまるそうですよ、とも聞きました。うん、確かに見本が刷り上がってきた辺りから妙なことは起きていない。うーん、世の中には不思議なことがあるもんです。
プラチナの編集さんは「でも、なにかが憑くくらいのものを書いたということですよ!きっと売れますよ!」と励ましてくれました。
なんという優しさと有能さ……っ! 編集さんには今回、本当にお世話になりました。データがまったく信用できない状態で、しつこいくらいに何度もゲラとデータを照らし合わせてくれて、確認の電話を入れてくれて、編集作業にいつもの倍以上手間をかけてくれました。担当さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。無事に本が出せて本当によかったです。



でもこの話、まだ続くんですよね……っ!



事件は一応決着していますが、周と西門のふたりの恋愛は起承転結でいう承の真ん中くらいなので、次巻ではふたりの恋愛を進展させたいです。薫のこともあるし。
もしや続編執筆でまた怖い思いをするかもしれないけれど、今回でだいぶと免疫がついたので大丈夫でしょう。最後辺りは「あーまたデータ消えた。でも残念でしたー。こっちにもあっちにもたくさん保存していますー☆彡」、「データ全滅しても、私の頭の中の文章までは消せませーん☆彡」くらいのもんでしたから……と強気に振る舞ってました(笑)
怖がったらますます調子に乗られそうなので、こういうのは強気に出て気合いでねじ伏せるのがBestです。でもまじヤバいと思ったら実家に帰ろう……弱気。

通常の執筆以外のことに精神を削られる中、梨とりこ先生のイラストにやる気を出させていただきました。特に、西門のラフはやばかったですね! 作中で描写されている関西弁のオッサンが、梨先生のおかげで、なんかすっごいかっこいい~。
うん、これは周も惚れてまうわ、と思わずうなずいてしまいました。
表紙のイラストも、帯で隠れている部分に描かれたものが内容を表していてゾワッときた。
梨先生、ありがとうございました!!

いつにない苦労もあった今作ですが、ぜひぜひ続きを書きたいので、どうか新刊で買っていただけますように。シリーズものは一巻の売り上げが悪いと次巻を出してもらえないことがあります。


つまりね、霊より現実が怖いんです!!


というわけで、周と西門シリーズをどうかよろしくお願いいたします!
2017/01/10(火) 11:05:28 | お仕事 | Trackback(-) | Comment(-)
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