凪良日記

凪良ゆうの仕事情報、日常などを綴っております
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「未完成」ドラマCD収録レポ、みたいなもの
ドラマCDの収録から無事に帰ってまいりました~。
行く前は緊張でドキドキしていたのですが、
当日は和気藹々とした雰囲気ですご~く楽しかったです。

投稿時代からのお付き合いの担当さんと、「花嫁~」でもお世話になった制作会社の方たちが一緒なので、少しは慣れたのかもしれません。でもさすがに声優の皆さまは私には眩しすぎて、遠くからそうっと見ているだけでしたが(←逆に怖い)

さて収録ですが、すごかったです!
声優さんの声は、マイクを通した瞬間から魂が宿りますね。
「○○な感じで~」という指示にも即座に応えてくださるし、プロだから当然でしょうと言われればそれまでなんですけど、私のような素人は、まずそこからひえーっと驚きました。
ドラマCDは二度目でも、やっぱり驚く。
多分、3度目でも5度目でも10度目でも驚くと思います。
(そんなに依頼があるわけないだろう、という問題はおいといて……)

瀬名役の前野智昭さんには、とても多くのリクエストを出してしまいました。
明るく笑っているかと思えば急に不機嫌になる。
キレて怒鳴りつけたかと思えば、ハッと気付いてごめんと縋る。
抑えきれない苛立ちや、無茶な疾走感というか、高校生・思春期独特の、不安定な感情の変化を出すのが大変だったと思うのですが、シーンが進むごとにどんどん「瀬名」にシンクロしていかれる様がすごかった。
口の悪いクールな先生(遊佐さん)にまとわりついて、そのたび軽くあしらわれ、イライラして、怒って、でも無視できず、自分に戸惑いつつ、盲目的に先生を追いかける、甘えまくる。その様子がまさしく恋に溺れた高校生!!
今回は「揺れる十代の感情」をダイレクトに出そうという趣旨で、モノローグ部分もわざとトーンを落さず、なるべく台詞と同じテンションで喋っていただきました。
それがまたよかったです。声優さんが演じておられるというより、スタジオに本物の高校生が混じって喋ってるみたいでした。

阿南役の遊佐浩二さんは、もう「阿南」そのものでした。
シーン1から「先生、会いたかった~っ!」と私の目がハート型になるほど(←作家にあるまじき古い表現)の色っぽさが炸裂。なにかこうゾクッとくると言うか、台詞の語尾から、甘くて良い香りのする果汁が滴りまくりと言いますか、あんな色っぽい先生がいたら、生徒は成績が激上がるか激下がるかのどちらかでしょう(笑)
でも遊佐さんの声は色っぽいけど女っぽくなく、あくまで男の色気なんです。一歩間違えば、瀬名(前野さん)を組み敷くくらいに男らしいときも! 
私が頭で想像していた阿南そのものです。
受ける側だけど骨のある大人の男で、いい先生でもあり、だけど脆かったり崩れたりしている部分もあって、自分の中に生まれた教え子への恋愛感情や葛藤を、ずっとずっと隠し続けていた、ある意味、耐える男でもある阿南先生……。
最大の聴き所は、阿南が初めて感情を爆発させるシーン。
それまでのクールさをかなぐり捨てた遊佐さんの迫力に圧倒されました。
前野さんとの行き詰まるような掛け合いに、ミキサールームの空気もピンと張り詰め、収録中にも関わらず、お二人の熱演に押されて泣きそうになってしまいました。帰り道で担当さんと「あのシーンの遊佐さん、すごかったですね……」と語り合ったくらいです。

そして大河内役の楠大典さんも、 カ ッ コ よ か っ た ~ !
楠さんの演じられる大河内は、もう原作者も脱帽としか言いようがありません。
攻めでもおかしくないほど男っぽい阿南先生(遊佐さん)を、完璧に受けにしちゃう楠さんの余裕しゃくしゃく大人ボイス! 青春爆走中のワンコ瀬名(前野さん)と素晴らしい対比を生んでくれました。
阿南は大河内とくっつくのもアリだよなあ……と休憩中にしみじみ呟くと、製作会社の方に「(大河内は)妻子持ちですよ」とツッコまれ、「あ、そうだった」と思い出したくらいです(笑)
楠さんには「原作以上にイイ男だったで賞」を差し上げたいと思います。

脇を支えてくださる声優さんもみなさん熱演して下さいました。
一人で何役もやって下さって、声優さんの七色ボイスを堪能。
すごいなあ、これならオレオレ詐欺なんて朝飯前……あわわ、なんちゅうことを。冗談ですよ、絶対に真に受けないで下さい! みなさま、真面目でプロフェッショナルな方たちです。

そして指示を出す制作会社の方も、またプロでした。
今回、とても原作のイメージを大事にして下さって、声優さんとキャラのイメージが合うまで、丁寧に、細かく、何度もリテイクを出して擦り合わせをして下さいました。
あれよあれよと言う間に、文章では伝えきれないドラマCDならではのリアルさ、原作+αの肉付けがされていく!!そんな中で私も妙な緊張をしている暇などなく、とにかく良いモノを作ることにだけ集中できました。

収録が終わったのは、予定を1時間もオーバーした夜10時。
みんなで頑張った甲斐あって、
余り時間なんて一秒もないぜ!
逆にオーバーしてるぜ!
あとで編集するの大変だぜ!

くらいにボリュームたっぷり、全てがギリギリ限界まで詰め込まれた充実した内容となりました。原作者の贔屓目でなく、かなり良いドラマCDになるでしょう。
フィフスさん特典のフリートークCDも、ビバ☆青春な本編のノリを覆すような爆笑トークの連続です。
「なにこの挑戦的な質問は?」
「これは俺たちに喧嘩を売ってるね!」
などと声優さんを動揺させる、製作会社さんからのナイス(死語)な質問の数々。
声優さんファンは必聴です!
とにかく聴いて損はさせません(←珍しく大きく出た!)
充実したキャストと内容なので、機会があればぜひぜひ一聴下さい!

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最後に、制作会社さんが気をきかせて下さったのでしょう、
メインキャストの前野さんと遊佐さんと楠さんから、「凪良先生へ」とコメント付きのサイン色紙をいただきました!
うはー、なんて贅沢なお土産でしょうか。
嬉しすぎて、帰宅して速攻で仕事部屋に飾らせていただきました~\(^▽^)/

声優のみなさん、製作に関わってくださった全ての方々、
本当にお疲れさまでした&お世話になりました。
あ、編集作業が残ってるので、まだまだお世話になります!
2010/03/15(月) 12:36:30 | お仕事 | Trackback(-) | Comment(-)
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