凪良日記

凪良ゆうの仕事情報、日常などを綴っております
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「真夜中クロニクル」発売しました
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「真夜中クロニクル」
2017年10月発行(プランタン出版 プラチナ文庫)
イラストレーター yoco先生
旧版からの修正と、あとがきの後ろに書き下ろしSSあり。



2011年 4月にリリ文庫から刊行されたものを、今回、プラチナ文庫から出し直していただくことになりました。
新装版ということで、イラストレーターさんも変わりました。
小山田あみ先生からyoco先生へ。なんと豪華なバトンタッチ!
作中に出てくるモチーフを散りばめて幻想的に仕上げてくださった小山田あみ先生の旧版の表紙から、モチーフがひとつ新装版の表紙へと引き継がれています。作中でも何度も出てくるエピソードなので、そこを読み取って拾い上げてくださった小山田先生と、旧版へのリスペクトを示しつつ、まったく違う印象の表紙に仕上げてくださったyoco先生、両先生に感謝します。


『真夜中クロニクル』はわたしの転機になったお話です。
デビューしてからちょうど魔の三年目で、色々考えすぎて、もうなにを書いていいかわからず迷走していた時期でした。多分、この話を書かなかったら作家を続けていけなかった気がします。
萌えや完成度とは関係ないところで、いつまで経っても『真夜中クロニクル』はわたしの中の分岐点に居続けると思います。特別すぎて重版も電子書籍もドラマCDのお話も断っていたという、ちょっと意味不明なレベルで……。

それをデビュー十年目の今年に新たに出し直すことができて嬉しいです。
どこでも品切れになっていて、読者さんからの「読みたい」コールに背中を押していただきました。感謝を込めて、新装版には書き下ろしの掌編を最後につけました。あとがきの後ろ、といういささか変則的な位置に入っていますが、この話は旧版の時点で心底納得した終わり方をしていたので、そこに続く形で掌編を入れることはできませんでした。


旧版を読んでくださった方も、初めて手に取ってくださる方も、どちらも楽しんでいただけますように。
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2017/10/10(火) 08:29:29 | お仕事 | Trackback(-) | Comment(-)
「2119 9 29」発売しました

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2017年7月発行(心交社 ショコラ文庫)
イラストレーター 草間さかえ先生

『ショートケーキの苺にはさわらないで』のスピンオフで、
前作の主人公、南里の友人だった阿部ちんのお話です。

今回いろいろ情報があるので、まずはそちらから。

新刊「2119 9 29」についているアンケートハガキと返信封筒をお送りいただくと、昨年、「愛しのニコール」サイン会で配布したSS「あの夏の人魚姫」をプレゼントいたします。榮視点で、中学生のとき、真夜中のプールで初めてニコと出会ったときのことを書いています。全員プレゼントなのでぜひもらってくださいね! 
詳細は「2119 9 29」のハガキをご確認ください

「2119 9 29」発売とデビュー10周年記念として
コミコミスタジオ町田店さんでサイン会とコラボカフェを開催していだきます。
サイン会でのお土産として「Boyfriend」というSSペーパーがつきます。
「愛しのニコール」でバーのマスターをしていた二又さんと、「散る散る、満ちる」に出てきた榎本のSSです。ちなみに二又さんは「散る散る、満ちる」でもバーのマスターとしてちらっと登場していました。
いつかこのふたりの話も書ければいいなあと目論んでいます。

コラボカフェでは「2119 9 29」の阿部ちんとシンのSSペーパーがもらえます。他に、トレーディング缶バッジ、A4クリアファイルセット、ポストカードセットなどを販売しています。今まで挿絵をつけてくださった先生たちの美しいイラストが思いっきり堪能できます!
詳しくはこちらへ → グッズラインナップ

そして「コラボカフェでは既刊をイメージしたメニューを出していただいています。
どれもおいしそうなのでぜひご賞味&SSペーパーを手に入れてくださいませ。
コラボカフェメニューはこちらからどうぞ → メニュー


そのほかの店舗別特典はこちらになります。
●コミコミスタジオ……コミコミ特典イラストカード
●ホーリンラブブックス……ホーリンラブブックス特典イラストブロマイド


ハアハア、必要事項をお知らせするだけで疲れました。
しかしデビュー10年目を迎え、いろいろなイベントを企画していただける幸せをしみじみと噛みしめています。新人のころを思い出すと、今の状況が夢のようです。しんどいこともたくさんありましたが、同じくらい楽しいこともありました。あー違います。楽しいことのほうが多いから、今までがんばってこられました。そういう楽しいことのほとんどを、各レーベルの担当さん、営業さん、デザイナーさん、印刷所、書店、たくさんの関係者の皆様、なにより読者さんからいただきました。本当にありがとうございます。

そういう感謝の気持ちを持ちつつも、わたしは一旦原稿に向かうとすごく我儘でもあり、プロットや改稿でいただく貴重なアドバイスでも、自分の書きたいことと合致しなければ受け入れることができないので担当さんには申し訳ない気持ちもあるのですが……。そうしたほうが読者さんのウケがいいとわかっていても、無理です、駄目ですとなるんですね……。新人のときからそうで、正直、やばい状況になったこともありましたが、そういう我の強さが、わたしの仕事を支えてくれてもいるのだと思っています。

「2119 9 29」も、前作の「ショートケーキの苺にはさわらないで」も、わたしのそういう部分が出ている話です。不快に思う人もたくさんいると思いますし、実際、「ショートケーキ~」は酷評も多かったです。しかし、酷評といえどあれだけ熱心に書いていただけるということは、なんらか心に引っかかった部分があるということで、そこは作家としてとても嬉しいのです。そして酷評よりも多くの支持をいただけたことはさらに嬉しかったです。

今作「2119 9 29」は「ショートケーキ~」とはまた違う結末ですが、どちらが良いか、悪いとかではなく、それぞれのカップルが選んだ愛の形、ただそれだけです。やはり好き嫌いがわかれると思いますが、物語として楽しんでいただけることを願っています。




2017/07/07(金) 10:36:05 | お仕事 | Trackback(-) | Comment(-)
「天水桃綺譚」発売しました
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2017年5月発行(プランタン出版 プラチナ文庫)
イラストレーター 藤たまき先生

【特典情報】
●コミコミスタジオ……コミコミ特典イラストカード
●デビュー10周年記念小冊子企画

今年でデビュー十年目です。なんだか早いものですね。あっという間でした。十年目といっても初めての文庫を出していただいてから十年目で、雑誌掲載を含めると十一年とちょっととかになるのかもしれません。

今作は旧題「うすくれないのお伽噺」はデビュー前の投稿作として書いたもので、のちに改稿して雑誌「花丸」に載せていただきました。その後は電子書籍として販売されていたのですが、このたびプラチナ文庫さんで書籍にしていただくことになりました。花丸編集部さま、旧作の挿絵を描いてくださったサガミワカ先生、ありがとうございました。

表題作「天水桃綺譚」は旧題「うすくれないのお伽噺」で、桃農家の亨と天から落ちてきた桃のお話です。がっつり改稿して、その後のふたりのSS「お伽噺のあとで」を書き下ろしました。二話目の「虎と桃」は一話に出てきた銀の神こと白虎さまのお話です。

デビュー10年目にして初のケモ耳&もふもふ……。
でも神さまだし、虎だから狐と違って尻尾もあんまりもふもふしてない……。
でも藤たまき先生の描いてくださった耳と尻尾は至高だと思います。
今回もイラストを見せていただくたびにモチベーションがだだ上がりでした。
かわいい、かっこいい、すごいを百回くらい繰り返したような気がします。
そして「虎と桃」+「エピローグ」のあとのSS「虎の仔 桃の子 コモモの子」では初のネタを書いています!
がっつり改稿+大量書き下ろし+初ネタを楽しんでいただければ嬉しいです。

そして今回はデビュー10周年記念小冊子企画があります!

小冊子に収録を予定しているSSは下記の通りです。
・「天水桃綺譚」
・「闇を呼ぶ声 周と西門」
・「お菓子の家」
・「未完成」

上記四編の他に、余力があれば他にも……。
「いとしのいばら姫」とか「積木の恋」とか……。
ううーん、みんなかわいいからみんな書きたい!
腕が4本あればいいのにと思うけど、脳みそがひとつなら一緒かな。

【募集方法】
『天水桃綺譚』と『闇を呼ぶ声 -周と西門-』のカバーに付いている「Platinum Ticket」を応募台紙に貼り、500円分の定額小為替と一緒にお送りください。応募台紙は対象商品である「天水桃綺譚」についています。どこの本屋さんで購入・通販されてもついています。
プラチナ文庫 特設ページ

締め切りは2017年9月11日(当日消印有効)

たくさん応募していただけますように(o゚▽゚)o
2017/05/12(金) 14:16:00 | お仕事 | Trackback(-) | Comment(-)
ドラマCD「おやすみなさい、また明日」発売しました
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ドラマCD「おやすみなさい、また明日」
2017年4月28日発売/5000円(+税)
発売元:Ginger Records
原作:「おやすみなさい、また明日」/凪良ゆう/徳間書店 Chara文庫)


■キャスト
つぐみ/松岡禎丞さん
朔太郎/古川慎さん
貢藤/日野聡さん
ヤコ/木村良平さん


■ストーリー
同居していた十年来の恋人に振られ、居場所をなくしていた、小説家のつぐみ。
偶然出会った何でも屋の青年、朔太郎の祖父が経営するアパートに下宿することに。
元々つぐみの小説のファンだった朔太郎と、互いに惹かれ合う。
けれど朔太郎には、もう恋をしないと決意させた秘密があって …… 。


原作とはまた違う、もうひとつの「おやすみなさい、また明日」です。
この短編が書きたくて本編を書いたといってもいい巻末収録の短編「スイート・リトル・ライフ」まで演じ切っていただきました。まさかここまで入れてくださるとは当初思っておらず、本当に嬉しいです。
制作陣、キャスト、関係者みなさまの力が集まり、素晴らしい仕上がりとなった本作、ぜひお聴きください。


●つぐみ役・松岡禎丞さん、朔太郎役・古川慎さん
アフレコインタビューvol.1


●小嶺ヤコ役の木村良平さん、貢藤利里役の日野聡さん
インタビュー


原作者コメント

店舗特典

webCM
2017/04/28(金) 09:32:53 | お仕事 | Trackback(-) | Comment(-)
「闇を呼ぶ声 周と西門」発売しました
闇を呼ぶ声カバー (445x640) (246x354)




















2017年1月発行(プランタン出版 プラチナ文庫)
イラストレーター 梨とりこ先生

【特典情報】
●コミコミスタジオ……書き下ろしSSペーパー
●ホーリンラブブックス……サイン付きカバーブロマイド

いつもとは少し違うホラー&ミステリーで、最初から続かせようと決めて書いた初めての話になりました。主人公である周と西門が拝み屋をしているので、がっつり心霊を扱っていますが、BLなのでそこまで恐ろしい描写はない……と思う。

それでもこういう話を書くときにたまに聞く、執筆中に奇妙なことが続く、という目に私も遭いました。なにかを呼んでしまったのか、買ったばかりのパソコンが三日で壊れたところからはじまり、、無線LANが不安定になり、保存したはずの文章データが消える、日付がずれるなんていうのは序の口で、書いた覚えのない単語が文章中に唐突に紛れ込んでいたり、もう書き切れないほどおかしなことがありました。

一番困ったのが、編集部に送ったデータと手元のデータが違うことでした。10年仕事をしていて初めての異常事態です。それまではなんかおかしいな、でも気のせいだろうと頑張っていたのですが、さすがに「あーこれはもうなにか憑いたな」と認めるしかありませんでした。だってうちだけではなく、編集部や印刷所でも通常ではないようなミスが頻発していたらしいので……。

心霊モノを書くとたまにこういうことが起きると、他社の編集さんからもゾッとするような話を聞きました。けれど書籍関係の怪異は、本を刊行してしまうとおさまるそうですよ、とも聞きました。うん、確かに見本が刷り上がってきた辺りから妙なことは起きていない。うーん、世の中には不思議なことがあるもんです。
プラチナの編集さんは「でも、なにかが憑くくらいのものを書いたということですよ!きっと売れますよ!」と励ましてくれました。
なんという優しさと有能さ……っ! 編集さんには今回、本当にお世話になりました。データがまったく信用できない状態で、しつこいくらいに何度もゲラとデータを照らし合わせてくれて、確認の電話を入れてくれて、編集作業にいつもの倍以上手間をかけてくれました。担当さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。無事に本が出せて本当によかったです。



でもこの話、まだ続くんですよね……っ!



事件は一応決着していますが、周と西門のふたりの恋愛は起承転結でいう承の真ん中くらいなので、次巻ではふたりの恋愛を進展させたいです。薫のこともあるし。
もしや続編執筆でまた怖い思いをするかもしれないけれど、今回でだいぶと免疫がついたので大丈夫でしょう。最後辺りは「あーまたデータ消えた。でも残念でしたー。こっちにもあっちにもたくさん保存していますー☆彡」、「データ全滅しても、私の頭の中の文章までは消せませーん☆彡」くらいのもんでしたから……と強気に振る舞ってました(笑)
怖がったらますます調子に乗られそうなので、こういうのは強気に出て気合いでねじ伏せるのがBestです。でもまじヤバいと思ったら実家に帰ろう……弱気。

通常の執筆以外のことに精神を削られる中、梨とりこ先生のイラストにやる気を出させていただきました。特に、西門のラフはやばかったですね! 作中で描写されている関西弁のオッサンが、梨先生のおかげで、なんかすっごいかっこいい~。
うん、これは周も惚れてまうわ、と思わずうなずいてしまいました。
表紙のイラストも、帯で隠れている部分に描かれたものが内容を表していてゾワッときた。
梨先生、ありがとうございました!!

いつにない苦労もあった今作ですが、ぜひぜひ続きを書きたいので、どうか新刊で買っていただけますように。シリーズものは一巻の売り上げが悪いと次巻を出してもらえないことがあります。


つまりね、霊より現実が怖いんです!!


というわけで、周と西門シリーズをどうかよろしくお願いいたします!
2017/01/10(火) 11:05:28 | お仕事 | Trackback(-) | Comment(-)
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